血糖値が上昇すると分泌されるインスリンは、エネルギーとして使われずに余った糖を 中性脂肪へ変え蓄えてしまう働きもあります。食後の急激な高血糖を減らすことで内臓 脂肪が蓄積しにくくなり、メタボ改善につながります。

消化吸収速度が緩やかな糖質をとると、インスリン分泌を刺激し、また満腹感に影響を 与える食欲抑制の作用をあわせ持つホルモンであるGLP-1の分泌を促進し、血糖値の 上昇を緩やかにします。食後の急激な血糖上昇を抑えることで、インスリンを節約し HbA1c改善にもつながります。

よく嚙んで時間をかけてゆっくり食事をすると過食を防ぎます。満腹感が持続的に得ら れ、腹持ちがよくなるので間食欲求も和らぎます。

スローカロリーは食後高血糖にならないので過食を防ぎ、安心してエネルギー補給が できます。

アスリートは競技中に沢山のブドウ糖が必要ですが、急激に血糖値が上がる物を食べる とインスリンが一気に血糖値を下げるのでグリコーゲンを十分に貯められません。スローカロリーなら血糖値が下がりすぎず、ゆっくりと糖が体内に吸収されていくので、 グリコーゲンの再補充がしやすくなります。

社会問題になっている高齢者の低栄養。消化機能の低下、嚙む力の衰え、食欲低下など から食事量が減ると、筋肉が減り、骨ももろくなります。筋肉の合成、脳の活性化に 重要な役割を果たす糖質を、スローカロリーな食習慣で身体への負担少なくしっかりと 摂取できます。