【開催中止】第6回年次講演会「食後高血糖とスローカロリー」~改めてスローカロリーを科学的に検証します~
ご出席を予定されていた皆様には、ご迷惑をおかけすることとなりまことに申し訳ございません。
講演会の代替開催等、今後の予定につきましては、決定次第改めてご報告申し上げます。
「食後高血糖」を意識した食生活は、スローカロリー研究会の基本的な概念です。スローカロリーの意義を改めて認識できる機会ですので、医療・保健指導スタッフの皆さまには、お誘い合わせて、気軽にご参加いただけますと幸いです。
参加費無料、お弁当・スローカロリーシュガースイーツ付きです!
開催概要
日 程:2020年3月9日(月)
時 間:18:00~20:10
会 場:トラストシティ カンファレンス 丸の内 Room1
(東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館11階)
アクセス>>
対象者:医療・保健指導スタッフ、メディア関係者
募集人数:90名
募集は終了しました
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18:00~18:05 開会のご挨拶一般社団法人スローカロリー研究会理事長 宮崎 滋 先生
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18:05~18:45 基調講演「 "糖のながれ"を意識して、血糖値スパイクを防ぐ」
順天堂大学 名誉教授、同 大学院 医学研究科 スポートロジーセンター・センター長
河盛 隆造 先生 -
18:45~19:05 講演「スローカロリーシュガー摂食による高齢糖尿病患者の血糖値に与える影響」
駒沢女子大学 人間健康学部健康栄養学科教授/東京都栄養士会会長
西村 一弘 先生
- ―休憩―
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スローカロリー関連企業報告
19:10~19:25 「パッチ型食後血糖モニタリングデバイスの紹介」シスメックス株式会社 クリニカルイノベーション本部
岡田 正規 様シスメックス株式会社では簡便・低侵襲な方法で食後血糖状態を測定する測定機器の開発を行っている。本測定機器は、マイクロニードルによって微細孔を形成した前腕部角質層に、パッチ状ゲルリザーバーを貼付し、皮下組織液を収集・蓄積することで、グルコースAUC(濃度時間曲線下面積)相当値を取得する方法を用いている。本講演では、これまで本機器の試作品を用いて耐糖能スクリーニング、治療効果判定、食品のGI値測定などのアプリケーションを検討した臨床研究事例を紹介する。
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19:25~19:40 「イヌリンの食後血糖値の上昇抑制について」DKSHジャパン株式会社 生産資材事業部門 食品・飲料ビジネスライン
吉成 織恵 様イヌリンは、キク科植物であるごぼうやキクイモ、チコリなどの根に存在する多糖類である。ブドウ糖1分子とβグリコシド結合した果糖の重合体であり、その重合は一般的に2~60個とされている。ヒトの消化器では分解されず大腸の腸内細菌叢によって代謝されるため、栄養成分表示では糖質ではなく食物繊維として扱われる。そのため昔から整腸作用について報告されてきたが、近年は食後の血糖値上昇抑制の報告も多い。本研究会ではイヌリンが血糖値抑制に及ぼす効果について紹介する。
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19:40~19:55 「日常生活における手軽な血糖ケア」松谷化学工業株式会社 研究所第一部1グループ
上原 悠子 様健康で長生きするためには、日頃の健康管理が重要で、その手段の一つとして糖尿病の予防が挙げられます。糖尿病予防には、食後血糖上昇を抑えることが有効とされていますが、日常生活の中で食事内容のみでコントロールすることは非常に困難です。ここでは、食後血糖上昇を抑える効果があり、なおかつ日常の食事に簡単に取り入れることができる素材を、その効果と利用方法と共にご紹介します。さらに流動食などの炭水化物源として使用されている原材料(デキストリン)そのものが、食後血糖の上昇が緩やかなケースについてもご紹介します。
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19:55~20:10 「医療分野におけるパラチノースの活用事例」株式会社明治 マーケティング・開発統括本部 マーケティングソリューション部 マーケティング情報G
殿内 秀和 様現在、我が国では100 種類以上の食品タイプの流動食が発売されており、弊社においてもメイバランスシリーズに代表される多くの流動食を製造・販売している。一般的な流動食ばかりではなく、栄養成分を工夫し、様々な病態を有する患者様の栄養管理に使用される流動食も販売・製造している。弊社ではパラチノースを配合した流動食「インスロー」を発売しており、多くの病院や施設において使用され良好な成績を得ている。本日は、医療分野におけるパラチノースの活用事例として、インスローに関連する論文を紹介する。
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20:10 開会のご挨拶一般社団法人スローカロリー研究会理事長 宮崎 滋 先生
一般社団法人スローカロリー研究会 事務局
担当:古川 Tel. 03-5521-2881
(2020年02月 公開)